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公開日2020.11.26
最終更新日2023.07.12

トランクルームは保険でリスク回避!確認すべき項目とは

トランクルームのセキュリティ
トランクルームにはしっかりと鍵が設置されています

トランクルームの保管環境は屋内型・屋外型といったタイプの違いや、運営会社によっても異なります。一般的には利用者専用の鍵があり、屋内型であればセキュリティ対策も施されているため、安心して荷物を預けることができます。

しかし、予期せぬトラブルで大切な荷物に被害が起きないとも限りません。万が一のときに備えて、トランクルームの保険について詳しく紹介します。

 

トランクルームで起きるトラブル

トランクルームで起こりうるトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。きちんと整備されたトランクルームであっても、自然災害などによって回避できないトラブルは起こりうることを知っておきましょう。

・浸水
台風や大雨による浸水・漏水などによって、収納物が濡れてしまったり、湿度の変化でカビや腐敗が起きてしまう。

・火災
トランクルームが入っているビルに火災が起き、収納物が損傷・損失してしまう。

・盗難
鍵を壊され収納物が盗まれてしまう、収納スペースを荒らされてしまう。

トラブルと保険による補償の事例

荷物にトラブルがあったイメージ
予期せぬトラブルが起きることも

実際にトランクルームで起きたトラブルに対し保険が適用となった事例として、「加瀬のレンタルボックス」利用者に実施したアンケート結果から、該当する声を抜粋しました。

  • 台⾵で屋外型トランクルームが浸⽔した際、保険が適用されてよかった。
  • 大雨による⾬漏りで保管していた商品にカビが発生したが、保険が適用となり安心した。
  • 鍵が壊されて保管していた荷物が盗まれてしまったが、盗難保険に入っていたため限度額内で補償してもらえた。

実際に保険が適用となった事例を見ると、予期せぬトラブルに対する備えとして保険が役立っていることがわかります。

 

トランクルームの保険の仕組み

国土交通省の認定を受けた倉庫業者のトランクルームは、一定限度の責任のもと荷物を保管・管理する義務があるため、原則、倉庫業者側が火災保険を付保する義務があります。

一方で荷物を保管するスペースを貸し出しているトランクルームでは、預かった荷物に対する保管責任がないため、保険加入の有無や補償内容については運営会社によって異なります。契約をする際に保険が自動的に付保される場合もあれば、追加料金を支払いオプションで保険に加入する場合もあります。

レンタルするトランクルームの契約形態を確認したうえで、保険の加入有無についても確認してみましょう。

 

保険加入時に確認すべき項目は?

保険の内容を確認するイメージ
補償内容は細かく確認が必要

基本的な保険の内容

自動的に付保される場合、利用者が任意で加入する場合、どちらにおいても加入できる保険の内容については確認が必要です。トランクルームを借りる際に加入する保険としては、 火災保険、盗難保険などが一般的です。火災や盗難、漏水などの偶発的なリスクによって生じる損害に対して、必要な補償があるかを確認しましょう。

補償の対象範囲

加入した保険の補償範囲についても確認しておくと安心です。例えば、火災保険には火災による損害だけでなく、落雷、風災や雪災、台風や豪雨などによる水害の損害も補償されるのが一般的です。ただし、保険の種類や保険料によって補償される範囲は異なるので、どこまでが補償範囲となっているかは、留意して契約することが必要です。

補償限度額について

補償限度額
補償限度額もきちんと確認

トラブルによって損害が発生した場合、実際の損害の程度に応じた保険金が支払われることになります。だたし、保険金は最大で補償される金額が制限されているのが一般的です。トランクルームによっては、収納スペースのサイズによって補償限度額が異なる場合もあるので、最大でどの程度の金額が補償されるのか、補償回数に制限はないのか、なども契約書で確認しておきたい内容です。

補償されないケース

保険に加入していても、利用者の故意による過失や、契約書で禁止されている収納物に対しては補償の対象外となります。また、以下のような場合も補償の対象外となる場合があります。

  • 美術品、骨とう品など、価値の算出が客観的に難しいもの
  • 運営会社が指定した以外の鍵を設置した、鍵をかけ忘れた、などにより発生した盗難

 

万が一のトラブルに備えましょう

トランクルームは荷物を保管するのに最適な環境を整備していますが、万が一に備えて保険に加入しておくことで、より安心して利用することができます。保険の内容や補償範囲は運営会社によって異なるため、預ける荷物、預ける期間などを加味して、自分にあった保険の内容であるかをきちんと確認することをおすすめします。

 


加瀬のレンタルボックス

yasutake
監修・投稿者プロフィール安武 亜希
株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属【資格】整理収納アドバイザー1級WEBを活用した集客施策を担当しています。トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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